賃貸オフィスを利用することのメリットと借りる際の注意事項

賃貸オフィスを借りるメリットと物件の選び方

賃貸オフィスを借りることは、起業時の固定費を削減できるメリットをもたらします。会社を立ち上げる際には、様々な初期投資が生じていくものです。事業が軌道に乗り、売上が安定化するまでには、予定外の出費も生じます。ブランドイメージや売上の向上のために販促費を投じるなど、想定外の出費が生じることは多いものです。自社物件として事務所を設けるよりも、賃貸物件を利用することで、初期費用は少なくなります。同じ少額費用で借りられるオフィスには、レンタルオフィスもあります。レンタルオフィスの場合には、月のコストが安い反面、物件を自由に改築できない部分もあります。事業形態によっては、来客が頻繁に生じることもあるでしょう。企業イメージを保つために、室内レイアウトの変更を行なうには、自由なレイアウトが可能な賃貸オフィスの方が良いのです。物件選びを行なう際には、複数の不動産会社を比較する方が良いでしょう。同様の条件であっても、扱う会社によって賃料が大きく変わることもあるからです。駅からの距離や周辺環境、共用部分にある設備を視野に入れた物件選びが大切です。

賃貸オフィス利用のデメリット

賃貸オフィスはレンタルオフィスとは違い、契約時に初期費用が掛かります。長きに亘って事業を運営するのであれば、同じ場所に事務所を構えていく形でも良いですが、業績次第によっては事務所を移転することも有り得ます。売上が伸び悩むことで、事務所の場所を変える必要が生じた場合でも、賃貸物件の場合には敷金や礼金に代表される初期費用が掛かっていきます。自社の事業モデルを検討しながら、事務所を借りることが適切であるかを判断していきましょう。

港区で賃貸事務所を借りる人の内訳を見てみると、ITなどの最新のテクノロジーに関わる人が多いと言えます。